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この秋オープンされる介護施設様へ向けて、この程ニュークックチルのデモンストレーションを行います。
デモンストレーションでは、ニュークックチルの素晴らしさを全面的に押し出していきますが、
実際のところ、「本当にニュークックチルって便利なの…?」って思いませんか?
今日は、その『本当のところ』をお話したいと思います(笑)
完全調理品を使ったニュークックチルは、料理を器に盛り付けた状態で冷蔵保存・自動加熱ができるので、
あとはトレイメイクをするだけで、利用者様の元へ届けられます。
調理器具も殆ど必要ありません。完全調理品をビニル手袋を使って手掴みで盛り付ければ良いのです。
火を使うこともありませんし、包丁でカットする必要もないので、極めてラクチンです♪
ただ、完全調理品は『完全』というだけあって、既に調理された状態なので、
味の足し引きや禁食対応が出来ません。この点は、施設様にとってデメリットになるかも知れませんね。
禁食がある時には、その食材だけ拾って排除する訳にもいかないので、
別メニューを用意する必要があります。そんな時に便利なのが個食メニューです。
デリックでは、禁食対応に備えた個食メニューも開発しております。
医療や介護施設では、栄養基準が設けられており適切に栄養管理が行われている為、
既存の完全調理品のみで献立を組もうとすると、正直むずかしい事もございます。
必要栄養素の過不足を無くしていく事が、容易ではないからです。
先にも述べましたとおり、完全調理品は1つのメニューとして完成してしまっている為、
その場で調理しながらの加減が出来ません。
ですので、完全調理品を使ったフル献立をご希望の場合には、まず1つ1つの完全調理品を
PB(プライベートブランド)として作ることをお薦め致します。
塩分や糖質の調整をしやすく作っておけば、献立に組み込む時に楽です。
そして、バランスの良い献立に近付けられます。
1つの施設様で、すべての献立メニューをPB化することはコストが掛かってしまいますが、
同じ法人内など、幾つかの施設様で少しずつPBメニューを完全調理品にして下されば、
いずれは種類が増えて、完全調理品のみのフル献立も夢ではないと思います。
そうすれば、ニュークックチルは大いに便利な調理法といえます。